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Art History Research(歴史) ブログトップ

レポートの書き方も知らない大学生 [Art History Research(歴史)]

A大学の30名レポートを読み終わって、今度B大学のレポート。

B大学の授業で今度300枚も近いレポートを回収して採点することになりました。
先週最後の授業から1週間経過しましたが、まだ全部読み終えていません。

一言でいうと、ひどい。あまりにも常識がなさすぎる。
A大学は一番酷かったと思ったのですが、今度B大学は程度の違いかな?

レポートの書き方も知らない大学生はこんなに多いとびっくりしました。
1年生なら仕方ないかもしれませんが、3年生4年生はまずいだろう。
数名9月卒業されるようですが、このまま会社に就職されるのか?

レポート・論文の書き方なら、ネットの時代ですぐ検索できるはずです。

最低でも導入・本論・結論に分けて構成することすらほとんど知らないようです。
(ちゃんと構成できているのは1割も満たない)

何パターンありますが、

 ・テーマはない。何について書いているのか不明。
 
 ・導入部分はない。レポートの目的、扱う問題がきちんと述べられていない。

 ・導入部分と本文・結論など分けず一気に最後まで書くやつ。
 
 ・結論はない。

 ・画家作品名を並べて誰でも知っているありきたりなもの。

 .・引用・出典明記しない。

  ……などなど

いい加減に書いているとしてもこちらは真剣に読まなければ採点にならない。
来年からレポートを課すこともやめる方向で調整していきます。



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笑ってはいけない [Art History Research(歴史)]

ある大学の美術史期末テストです。
試験範囲などはあらかじめ明確したにも関わらず
可笑しな論述が書かれて、滅茶苦茶な論述を見ると、一言「情けない」。

「無知」といったところか、仰天解答に困惑しています。

絵描きさんの中にもこのような無知な議論をする人がいます。
知り合いも笑ったりしていますが、あなたなら同じ変なこと(無知)をいうかもしれませんよ。


以下、一部取り上げてみます。とくに元時代の絵画についての論述は滅茶苦茶(ポイントは赤の部分)。

  ※元時代は、中国絵画史上では文人主義の時代であり、南宗画の時代であった。
 
  ※南北朝時代は中国絵画史のピークであるとともに転換期でもあった。唐時代までの絵画の主流は人物画であり、風景画であった。

  ※元時代は、中国絵画史上では写実主義の時代であり、山水画の時代であった。

  ※元時代は、中国絵画史上では実描主義の時代であったた。初期には范寛がいる。

  ※元時代は、中国絵画史上では呉封建主義の時代であった。

  ※唐時代までの絵画の主流は人物画であり、物体画であった。

  ※元時代は、中国絵画史上では写実主義の時代であり、人物画の時代であった。

  ※王義之の第七子である王思敬は「小王」といわれ、父子を合わせて「二王」、または「義献」と称される。

  ※元時代を代表するがかとしては、初期には沈周がいる。

  ※董其昌は唐時代以来の山水画の流れを南宋画北宋画の2つに分けて論じる。

  ※元時代は、中国絵画史上では帝国主義の時代である。時代を代表する画家としては、初期には李成がいる。

他に、王維、巨然、董源、馬遠を元時代の画家として記述しているものはいます。









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芸術論(美術史) [Art History Research(歴史)]

大学の授業はやっと終わりました。
芸術論(美術史)授業は毎年300人前後受講されて、劇場型教室を使っております。


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中国絵画史に関する技法説明は、映像も使っていますが、これで完全に分かっているかな
気になります。いつか、実技も直に見える授業ができたらと思います。

よく「側筆」や「披麻皴」など偉そうに論文に使っている人がいますが、
絵も描けない(描かない)なら、その論文の価値も疑います。
想像して書いているかしら。そうでなければその論文はデタラメになる。



15回の授業で毎回熱心に聞いてくれて、素晴らしい感想文を出している人は半分でしょうか、
遣り甲斐とはこのことでしょうか。

最後のテストやレポートまで面倒を見なければなりませんが、やはり「ふつう」ではない学生は毎年います。
原因が分かりませんが、平気で人に迷惑をかけたり、締め切りが守れない人が近年増えています。

また、最後に採点作業も最後に頑張らないといけません。



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著書・論文 [Art History Research(歴史)]

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美術フォーラム21.jpg




・メトロポリタン東洋美術研究センター(京都)研究助成を受け、「陳師曽と大村西崖」「王原祁における山水画様式変遷についての一試論―」などを研究論文を発表。
・笹川科学(日本科学協会)研究助成金を得て「中国の近代漫画――子愷と竹久夢二」などの論文を発表。
・“Book Design: Japan and China- From Lu Xun, Tao Yuanqing, Chen Zhifo, to New China” デザイン史学会主催AHRC Research Project台湾雲林科学技術大学にて発表。
・鹿島研究財団研究助成による「近代中国における版画運動の発生とその転変」を発表。
・京都国立博物館「土曜講座」講師をつとめる
・かわさき市民アカデミー主催の市民講座(かわさき市民文化会館)においてテーマ「日中の文化交流講座」(全4回)を行う。2010-2011年
・中国政府文化部主催「斉白石国際フォーラム」に出席、「斉白石と日中連合絵画展」をテーマに講演。2012年
・中国・北京画院にて「日本における斉白石作品」をテーマに講演 2016年
・(共同研究)「東洋美学・東洋的思惟を問う」(研究代表:稲賀繁美)において「陳之佛」について個別発表。2009年8月、文部科学省・国際日本文化研究センター。
・(学会発表)「中国近代洋画:李叔同から陈抱一まで」2015年5月28日、台湾、仏光大学
・(学会発表)「豊子愷と竹久夢二――豊子愷の着色画を中心に――」2017年3月4日 竹久夢二学会(拓殖大学)

・東方出版「東方」(月刊)において「現代中国美術万華鏡」連載。2009~2011
・中国研究所『中国年鑑』2008~2013の6年間の「美術」項を執筆
・著書『現代中国の文化』出版(明石書店 2005)
・著書『中国の近代美術と日本』(大学教育出版 2007)
・著書『中国近代美術史論』出版(明石書店 2010)
・『中国文化事典』(丸善出版)において「上海博物館の外観は青銅器」「斉白石・呉昌碩ら――現在の評価」「現代美術の市場とオークション」との三つのテーマについて執筆。

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